こんにちは。水無月です。
この記事は筑波大学Advent Calendar 2021 12日目の記事です。
筑波から京都にワープして8か月ほど経ちました。2020年度の講義の感想を書きたい書きたい思ってたのに書いてなかったので、この場で書きたいと思います。
- はじめに
- 感想
- おわりに
はじめに
あまりにも科目数が多く、また覚えてるか怪しい部分もあるのでご了承ください。
まあなので、あんまり長くないです。
学群ごとに書き、以下のような項目について語ります。全部主観です。星の数はかなり適当です。
書き足すかも。
【開講学期】
【単位取得難易度】
【講義難易度】
【課題難易度】
【試験難易度】
【講義内容】
【感想】
感想
理工学群 応用理工学類
量子力学I(応物電量)
【開講学期】春ABC
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】★★☆☆☆
【感想】割と飛ばしてたのですが、HPが滅茶苦茶良くて、かなり理解の助けになったと思います。編入受験生も割と見てるサイトなんですよね。
【自分の成績】 A+
量子力学II(応物電量)
【開講学期】秋ABC
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★★☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】★★☆☆☆
【感想】量子力学Iの続きです。小出量子力学を追う授業でした。自分で真面目に追わないと、何一つ理解しないまま単位を取ることになります。
【自分の成績】B
統計力学I
【開講学期】春ABC
【単位取得難易度】☆☆☆☆☆
【講義難易度】☆☆☆☆☆
【課題難易度】☆☆☆☆☆
【試験難易度】☆☆☆☆☆
【講義内容】?
【感想】本当に何もしなくても3単位分A+が降ってくる謎の講義。
【自分の成績】A+
統計力学II
【開講学期】秋ABC
【単位取得難易度】★★★☆☆
【講義難易度】★★★★★
【課題難易度】なし
【試験難易度】★★★★☆
【講義内容】熱力学、化学反応、縮退した半導体統計、気体運動論
【感想】前期のゆるさに浸った人を虐★する授業。先生の説明は丁寧だと思うんですが、それはそうとしてとても難しかったです。
【自分の成績】B
固体物理学A
【開講学期】春ABC
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★★☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】(去年は)なし
【講義内容】N体の運動、回折、格子振動、比熱など
【感想】非常に平易だったと思います。課題は授業内でしか説明されない上に、オンラインのくせに出席を取るので、起きるのが辛かった記憶があります。
【自分の成績】A
化学IIIA
【開講学期】春ABC
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★★★☆☆
【課題難易度】★★☆☆☆
【試験難易度】★★☆☆☆
【講義内容】化学熱力学(アトキンス概説の後半)
【感想】化学が苦手すぎてただただできなかった(試験最下位)(課題は数回出してない)(出したやつもあまりにもミスが多い)のですが、なぜか単位が来ました。なんででしょうね。
【自分の成績】C
応用数学II
【開講学期】春ABC
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★★★☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】2020年度は無し
【講義内容】特殊関数
【感想】数式いじりを15週やって終わり。ノートを出すのが出席&課題。虚無でしたが、有用ではありました。
【自分の成績】A
光学
【開講学期】春ABC
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】?
【課題難易度】なし
【試験難易度】★★★☆☆
【講義内容】幾何光学、物理光学
【感想】普段だったら難しいんでしょうけど、今年は資料見放題だったので、授業に一度も出ずテストに出て単位を取りました。電磁波を扱うので、苦手意識が生える人がいるかも。ただ、光学系を扱う人には必須だったりする。
【自分の成績】A+
回折結晶学
【開講学期】春ABC
【単位取得難易度】★★☆☆☆
【講義難易度】★★★☆☆
【課題難易度】★★☆☆☆
【試験難易度】★★★☆☆
【講義内容】結晶の幾何、回折現象、解析法
【感想】講義自体は難しかったですが、試験は全部4択(平常時もそう)なので、人によっては滅茶苦茶簡単かも。
【自分の成績】A+
表面・界面工学
【開講学期】春ABC
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★★☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】真空技術、表面科学(測定手法)、半導体の仕事関数、界面制御、結晶の成長
【感想】表面科学ってなんやねんって思ってたんですが、物性やる人にとっては重要なトピックばっか扱っていました。4年の講義なのでみんな取らないがちなんですが、お勧めです。
【自分の成績】B
専門英語A
【開講学期】春ABC
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】★☆☆☆☆
【講義内容】科学英語、プレゼンテーション
【感想】中学英語
【自分の成績】B
光エレクトロニクス
【開講学期】秋ABC
【単位取得難易度】★★☆☆☆
【講義難易度】★★★☆☆
【課題難易度】なし
【試験難易度】★★★☆☆
【講義内容】半導体。授業はせず、これを見るだけ。
【感想】内容は非常にためになると思うが、試験が記述問題しかなくてつらかった。
【自分の成績】B
計算機実習
【開講学期】秋ABC
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】なし
【感想】例年単位を落とす人がまあまあいるらしくて身構えてたんですが、普通にためになったし、ちょろかった。良かったと思います。
【自分の成績】B(2回くらいレポート出さなかった)
応用原子物理
【開講学期】秋ABC
【単位取得難易度】★★★☆☆
【講義難易度】★★★★☆
【課題難易度】★★★★☆(ただし、成績に関係ない)
【試験難易度】なし
【講義内容】散乱断面積、特殊相対性理論、分子間力、高速荷電粒子の衝突
【感想】応用理工の難講義上位5つに入る難しさでした(他は量子力学III、統計力学III、光物性工学、あとなんだろう)。
先生が面白い人でした。
【自分の成績】B
光物性工学
【開講学期】秋ABC
【単位取得難易度】★★☆☆☆
【講義難易度】★★★★★
【課題難易度】なし
【試験難易度】★★★☆☆
【講義内容】電磁波、誘電率の分散(プラズマ)、光と物質の相互作用、光遷移過程
【感想】講義は滅茶苦茶難しかったです。何言ってるのかよく分からなくて、早々にぶった切った記憶があります。試験一発ですが、単位は取れます。
【自分の成績】B
応用物理専攻実験A
【開講学期】春ABC
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★★☆☆☆
【課題難易度】★~★★★
【試験難易度】なし
【講義内容】走査トンネル顕微鏡、真空蒸着、プログラミング
【感想】4週実験をやった後、5週目にスライド発表をし、その後レポートを提出するのを繰り返します。結構楽です。
【自分の成績】A
応用物理専攻実験B
【開講学期】秋ABC
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★~★★★★
【試験難易度】なし
【講義内容】レーザー光学、オプトエレクトロニクス、電子分光
【感想】課題が非常に重かった。特にレーザー光学と電子分光。例年よりだいぶ緩いらしいが...。
【自分の成績】A
理工学群 社会工学類
ファイナンス
【開講学期】春AB
【単位取得難易度】★★☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】★★☆☆☆
【講義内容】財務諸表分析投資の意思決定、ポートフォリオ、オプション、リスクマネジメントなど
【感想】面白かったし、平易だったが、成績は全然来なかった。想定よりも低くつけられてた人が多かった印象。
【自分の成績】C
離散数学
【開講学期】春AB
【単位取得難易度】★★★☆☆
【講義難易度】★★★★☆
【課題難易度】★~★★★★
【試験難易度】★★★★☆
【講義内容】集合論、エントロピー、符号、グラフ理論入門、組み合わせ理論入門
【感想】とても難しかったのと、前半は激重pptxで配布されてイラついてた。ためにはなるとは思うが、普通に試験だったら多分落ちてた。
【自分の成績】A
応用確率論
【開講学期】夏季集中(普段は春AB)
【単位取得難易度】★★☆☆☆
【講義難易度】★★★☆☆
【課題難易度】なし
【試験難易度】★★★★★(期末レポート)
【講義内容】多変数の確率論、確率過程
【感想】期末課題が死ぬほどつらかった。確率過程は面白かった。
【自分の成績】A+
ゲーム論
【開講学期】秋AB
【単位取得難易度】★★★★★(2020年は★★☆☆☆)
【講義難易度】★★★☆☆
【課題難易度】★★★☆☆
【試験難易度】★★★★★
【講義内容】完全情報ゲーム、繰り返しゲーム、不完備情報ゲーム
【感想】筑波大学最恐講義(受けた中で)
シラバスが面白かったので取った。講義は面白かった。試験がつらかった。
期末試験の方法が独特だった。全国見てもこの授業だけだと思う。僕はこれに救われた。
【自分の成績】A(対面だったら絶対落ちてた)
日本経済論
【開講学期】夏季集中
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】経済指標の分析
【感想】激チョロくて、加えて普通にいい感じの授業だった気はするんですが、成績は来ない。結構悲しい成績を付けられる。
【自分の成績】C
理工学群 物理学類
計算物理学I
【開講学期】春AB
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★★☆☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】mathematicaを用いた数値解析。積分や微分方程式の計算。
【感想】コロナ云々で先生が最大限配慮してくれたので、春ABなのに10月になっても課題の提出が可能だった。内容もかなり良かった。先生のHPを参照するといいと思います。
【自分の成績】A
連続体力学
【開講学期】春AB
【単位取得難易度】★★☆☆☆
【講義難易度】★★☆☆☆
【課題難易度】★★★☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】N体の連成振動、連続体
【感想】皆B評価ついてる。B以外の人いるんか?内容は面白かったです。
【自分の成績】B
特殊相対性理論
【開講学期】秋AB
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】特殊相対性理論
【感想】非常に平易だった。資料は役に立った。課題のみで成績を付ける。成績は来る。課題出し遅れたので自分は来なかった。
【自分の成績】B
理工学群 数学類
計算機演習
【開講学期】秋ABC
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★~★★
【試験難易度】なし
【講義内容】Markdown、LaTeX、beamer、Sagemathを用いた微積分・線形代数、(2021年度は)Julia
【感想】筑波大学取ってて良かった講義のうちの1つ。面白い。Twitterなどを用いて学生のコメントを拾ってTAや先生が答えたり、TAの話を聞いたりしてた。
【自分の成績】A
人文・文化学群 人文学類
民俗学概説
【開講学期】春AB
【単位取得難易度】★★☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★★☆☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】各地の祭りについて
【感想】冬場に雪の中で男がパン1で水に入ってる動画を見せられ(不具合で無音)、1000字のレポートを書くという強烈なスタートダッシュを切った。内容は興味深かった気がするが、成績はBだった(人文系科目はやっぱり人文系の方には勝てないですね)。
【自分の成績】B
人文・文化学群 比較文化学類
ラテン語初級A
【開講学期】春AB
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】無
【課題難易度】★~★★★★
【試験難易度】★☆☆☆☆
【講義内容】
【感想】講義なしで「先生方の自由な解説の余地を残しつつ、学生が独習できるように必要最低限の説明は付けてある(教科書前書きから抜粋)」教科書を読ませるな。講義なしで、毎週章末の文の和訳を提出する感じでした。解説は無かった。過去分詞とかまでやった気がします。課題出せばAくる。
【自分の成績】A
音楽文化論研究I
【開講学期】秋AB
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★~★★★★★
【課題難易度】★~★★★
【試験難易度】なし
【講義内容】ミュージカルの歴史、ゴダールの映画論、ドゥールズの運動イメージと時間イメージ
【感想】"大学らしい"講義だった。参考になる文献はほぼなく、先生の独創性が光る非常に良い講義だった。が、コロナの影響で毎週docxがポンと送られて課題やるだけだったのは悲しい...。例年だったら、期末レポもなく、本当に先生の世界を展開するらしい。
後半が異常に難しかった。ドゥールズの運動イメージと時間イメージ、純粋に光学的・音声的瞬間、時間結晶、偽の説話とかですかね。
【自分の成績】B
社会・国際学群 社会学類
地方自治論
【開講学期】夏季集中
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★★☆☆☆
【課題難易度】★★☆☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】地方の政治について
【感想】最終レポートが面白い内容でした。実際に、自分が大阪府(だったかな)に、課題で指定された政策をする政党で出馬した時の戦略を考えるレポートだったのですが、初の機会だったので割と面白かったです。
【自分の成績】A
知識社会学
【開講学期】秋AB
【単位取得難易度】★★☆☆☆
【講義難易度】★★~★★★★★
【課題難易度】★~★★★★★
【試験難易度】なし
【講義内容】自明性の罠について、ミシェル・フーコー「狂気と社会(1970年に東京大学で講演)」の読解。精神病の歴史、四方田 犬彦「愚行の賊」読解(中間レポート)、ジュディス・バトラー「欲望の主体 ヘーゲルと20世紀フランスにおけるポスト・ヘーゲル主義」読解(期末レポート)
【感想】シラバスが面白かったので取った。中間レポートと期末レポートの本が異様に難しかった記憶があります。講義内容はめちゃ面白かったです。
【自分の成績】B(期末レポート遅れたのに...優しい...)
環境社会学
【開講学期】春季集中
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★★☆☆☆(数学が混じってた)
【課題難易度】★★☆☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】https://kdb.tsukuba.ac.jp/syllabi/2021/BB11331/jpn
【感想】秋学期に唐突にシラバスに追加された謎の講義(第一印象)
主に福島で何かしてる方の話だった気がする。リスク評価の話がとても面白く、"社会学"というよりかはリスク管理の話が主だった気がする。311のあと実地調査した話もとても興味深かった。
【自分の成績】B(期末レポートを出し遅れて10点引かれてる)
社会階層論
【開講学期】春季集中
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】格差社会について、格差と教育問題
【感想】担当の先生がサバティカルで居なかったので、神田外語大学の知念渉先生が講義をしていた。筑波大学取って良かった講義の1つ。非常にセンシティブな話題に切り込んでたのが結構新鮮でかなり良かったです。
強く記憶に残った講義でした。
【自分の成績】A
契約
【開講学期】秋C
【単位取得難易度】★~★★★★★(協力人数依存)
【講義難易度】無
【課題難易度】★~★★★★★(協力人数依存)
【試験難易度】なし
【講義内容】契約法の本の読解
【感想】無。字数制限の半分しか書いてなかったり、栗ご飯の作り方書いてもAが来るらしい(噂というだけで、真実かは知らない)。結局、3/31になっても成績は出ず、成績を見ないまま退学した。
【自分の成績】不明だけど多分A(A以外の人を見ないらしい)
人間学群 心理学類
心理学特講2
【開講学期】春季集中(例年は不明)
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】社会心理学についての解説及び研究紹介(シラバスが無いのでちゃんと書きます)
キーワード : 傍観者効果、Twitterにおけるデマの拡散とその特徴、言葉の"強さ"、記憶の改変、選択性の罠(Latane & Darley(1968))、言葉の支配力(戸田山和久「教養の書」)、社会に貼られるラベルによる選択的解釈の変化、ミルグラムの服従実験、相手からの見られ方、精神病について、健康に対する価値観、対人関係、文脈の読み取り、沖縄を通して考える行動の背景について(岸政彦「爆音のもとで暮らす」)、クイズ番組実験(Ross et al.(1977)、Jones & Harris(1976))、八甲田山雪中行軍遭難事件、各国のコミュニケーションに対する価値観、コミュニケーションの成功と失敗
【感想】担当の先生は東京成徳大学の上條先生でした。筑波大学卒らしく、筑波トークを結構してた気がします。また、内容も割と色々網羅してた気がします。
隔年開講なんですが、来年はどうなるんかなあ。多分違う先生かも。
【自分の成績】A+
心理学特講6
【開講学期】春季集中
【単位取得難易度】★★☆☆☆
【講義難易度】★★★☆☆
【課題難易度】★★☆☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】テスト理論について。テストの作り方。質問紙の作り方。TOEICのようなテストの作り方。及び、それに関係する統計学について。
キーワード : 標準化テスト、古典的テスト理論、IRT、等化、大規模テストの設計、質問紙調査
結構バリバリ数学やってました。あと、共通テストに関係するアレコレも言ってて、面白かったです。あと多分、詳細は伏せますが、あの先生は日本のテスト作りに関するかなり偉い人だと思います。
【自分の成績】A
人間学群 障害科学類
点字の実際
【開講学期】夏季集中
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】点字を打ってみる
【感想】筑波大学附属の盲学校の先生をお招きして点字を実際に打つ講義でした。先生の来歴を聞いてほーんってなってました。編入試験2日前だったのですが、講義が面白かったのと、昼休みにNensuiさんやnamachanと話したりしていい感じになった気がします。
点字ってよく見るけどどういう読解するのかは全く知らなかったので、かなり新鮮な気持ちになって記憶がありますね。
【自分の成績】A
発達障害の理解と支援
【開講学期】秋AB
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】★☆☆☆☆
【講義内容】発達障害(ADHD、ASD、LD、算数障害等)の概要、支援方法について
【感想】筑波大学取ってて良かった講義の1つ。筑波大学って障害科学滅茶苦茶強いですよね。色覚障害用のメガネって筑波大学で作ってる(?)らしくて、その話でエーッ!?ってなったのが記憶に残ってます。あと、ADHDとASDの話もだいぶ勉強になりました。
【自分の成績】B(期末試験、4択をミスりまくって下位1割くらいの成績だった)
生命環境学群 生物学類
骨格筋の分子運動生理学
【開講学期】夏季集中
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★★☆☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】骨格筋の研究紹介、骨格筋の話、遺伝子操作などに関する倫理の話
【感想】何とは言わないけど、何かをdisってるのがかなり良かった。
筋トレに関する誤解や世間でよくあるデマなどについて正しい知識を教えてくれる部分が本当に良かった。運動してる人は潜った方がいいと思う。
【自分の成績】B
生命環境学群 生物資源学類
流れの科学I
【開講学期】春AB
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】基礎的な流体力学
【感想】非常に平易だった。中間・期末レポートでは、実際に実験してみて考察する良いレポートだった。
【自分の成績】C(半分以上出し遅れた。@meettakahiroはA+だったし、多分俺が出し遅れまくってただけ)
森林資源調査論
【開講学期】夏季集中
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★★☆☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】NFI、GIS、GPS、森林リモートセンシング手法(人工衛星・航空機・UAV)
【感想】森林の調査手法に関する授業だった。割と最新の情報だったり、有用だったりするないようが多く、結構聞いてたと思う。レポートは割と理解力を問うてくるものだった気がするが、面白かったのでオケ。
【自分の成績】B
生命環境学群 地球学類
地球変動科学A
【開講学期】春AB
【単位取得難易度】★★☆☆☆
【講義難易度】★~★★★
【課題難易度】なし
【試験難易度】★★★☆☆
【講義内容】地殻の応力・ひずみ、岩石の変形挙動・未固結堆積物と流体の変形挙動、断層と断層岩の運動学的挙動、地質構造の形成過程、メランジュの形成過程、液状化、鉱物脈の形成、塑性変形
【感想】多分地学を知ってれば10000倍楽しめた。
ぼく「この次の時間にある演習取ってないんですけど大丈夫ですか?」
先生「全く問題ありません!」
→説明問題4問だけ出た
【自分の成績】B
地生態学
【開講学期】春季集中
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★★☆☆☆
【課題難易度】なし
【試験難易度】★☆☆☆☆
【講義内容】
【感想】ずっと山脈とかの地形の形成や特徴、川や森林の話をしてた。地学を知っていればもっと楽しめたと思う2。
テストは説明1問だけ。地球学類ってそういう科目多いんかなあ。
【自分の成績】B
情報学群 情報科学類
計算と情報科学(総合科目I)
【開講学期】春C
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】大規模計算、データマイニング、数値計算、計算可能性、並列分散処理
【感想】導入科目なので非常にゆるくてよかった。面白いし分かりやすかったと思う。
【自分の成績】A
情報学群 メディア創成学類/知識情報・図書館学類
コンテンツ応用論
【開講学期】秋AB
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★~★★
【課題難易度】なし
【試験難易度】なし
【講義内容】各週違う方を招き、落合陽一先生とトークをする。トーク内容が記事になる。
2020年度のゲストは
映画監督:樋口真嗣
PFN(落合先生の友人らしい):樋口啓太
映画監督兼写真家:蜷川実花
作家兼映画監督:川村元気
建築家(Noiz Architects):豊田啓介
モーションデザイナー:井口皓太
漫画家:うめ
【感想】上記の通り、話が面白かった。メディアで見る落合陽一と授業での落合陽一ってだいぶ違う気がする。論文出しまくっててすごい。あと、人脈がすごい。嵐のメンバーとかとLINEしたり、前総理と電話友達だったりするらしい。
椎名林檎を呼んでると言っててTLが沸き上がってたたが、来なかった。
最終回は落合先生に1対1で質問したり、コメント拾って語る回だった。かなり良かった。
【自分の成績】A+
体育専門学群
メンタルトレーニングの原理と方法
【開講学期】秋AB
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★★☆☆☆
【試験難易度】★☆☆☆☆
【講義内容】運動などにおいてどう精神を保つか、など
【感想】運動やってないけど本当に取って良かったと思う。筑波大学取って良かった講義の1つ。先生はその手の専門家なので、ネットで流れてるデマをバッサリ切って論文とともに解説してて本当に良かった。大学の良さってこういうところにあると思う。
【自分の成績】A+
総合科目III
卒業生による業界探訪
【開講学期】秋AB
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】毎回違う卒業生を呼んで何か語ってもらう。2020年度は以下の通り。
https://kdb.tsukuba.ac.jp/syllabi/2020/1G01011/jpn
【感想】市長に質問できる回が一番良かった。他は割と寝ブッチしてしまった...。Aは来る。
【自分の成績】A
自由科目
ダイバーシティとジェンダー/セクシュアリティ
【開講学期】春季集中
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】LGBTと社会について、当事者を招いてディスカッションする
【感想】チャット欄が滅茶苦茶盛り上がってて驚いた。自分があまり考えたこと無いようなことについて語っていたり、学生当事者が体験談を話すなどしており、本当に新鮮な気持ちになった。普段は見えないけど、意外と同性愛者とか性別違和の人って多いんだなという気持ちになりました。
レポート出し忘れて、筑波で唯一落とした科目になった。
【自分の成績】落単
発展体育
剣道(春)
【開講学期】春AB
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】2020年度だったので、剣道以外の各競技の先生が何かを語ってた。
【感想】ダンスの動画と、各回のストレッチの動画がマジでよかった。本当に良かった。あれ一般公開していただけませんか?
【自分の成績】A+
教職科目
こころの発達
【開講学期】秋C
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】★☆☆☆☆
【講義内容】小中学生の身体・心理的発達
【感想】濱口先生だった。ためになった気がするが、資料流し読みしただけなので全く覚えてない。
【自分の成績】C
教育社会学概論
【開講学期】秋AB集中
【単位取得難易度】★★☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★★☆☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】家族社会学、格差、マイノリティについて
【感想】これ普通に面白かった。社会階層論の話や、ダイバーシティジェンダー/セクシュアリティの話とつながってる(と思う)。
【自分の成績】C
教育相談の実際
【開講学期】秋AB
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】★☆☆☆☆
【講義内容】不登校、非行、発達障害の児童に対する理解と対応、自殺・緊急時対応などについて
【感想】覚えてません...。
【自分の成績】C
博物館
博物館情報・メディア基礎論
【開講学期】秋C
【単位取得難易度】★☆☆☆☆
【講義難易度】★☆☆☆☆
【課題難易度】★☆☆☆☆
【試験難易度】なし
【講義内容】博物館の意義、資料の収集・整理・保存、デジタルアーカイブ、その他博物館に関する情報
【感想】博物館の方々の裏での活躍を知った。めちゃくちゃ大変そう。
【自分の成績】B
おわりに
筑波大学は割といろんな学類の講義を取れて、一部卒業単位にもなってかなり良いので、進学・編入先として検討していただけたら幸いです。
また、筑波大生は、知らん学類の知らん講義を漁って潜ってみるというのをもっとしてほしい気がします。漁るの面白いよ!